官公庁制服の製造と販売を行っております
入社の動機は専門学校時代に会社見学をして、官公庁制服という特殊な制服を縫製している技術力の高さと年齢の近い先輩が多く働いていたことです。また自宅から通勤しやすい場所にあったことも理由の一つです。
入社後半年以内に、ズボンとジャケットを裁断から縫製までを通して行う研修を受けます。 研修の間に先輩全員からそれぞれの工程指導を受けることで技術だけでなく、先輩一人ひとりと話をすることが出来、その後ライン工程に入った際にスムーズに仕事することが出来ました。 人間関係も上下を感じないフラットな職場なので、仕事で分からないことがあっても先輩が丁寧に教えてくれます。
入社後に上衣工程の「脇合せ」、「袖付け」と、段階的に重要な工程を任せられるようなりました。はじめは直しも多く苦労の連続でしたが、次第に出来なかったことが出来るようになることを喜びに感じます。 毎年新しい工程にチャレンジさせてもらえることで、技術の向上に自身の成長を感じられることが仕事のやりがいに繋がっています。
事務職で就職活動をする中、大和被服の選考を受けました。その採用面接で製造技術職の存在を知り、未知の分野で不安もありましたが未経験で始めた先輩の話も聞き“やってみたい”と思い製造部での入社をしました。 小学校のころから、家庭科など自分でものを作ることが好きだったのも理由です。
初めて触る工業用ミシンやアイロンの使い方から始まった仕事で、入社当初は縫製を学んでいた同期と差を感じることが多くありました。ただ縫製の仕事は一人ではなく、何人かで協力してものを作っていく仕事です。積極的に同期や先輩に質問を繰り返すことで、ものづくりの楽しさを体感しています。分からないことを聞きやすい職場の温かい雰囲気も、私には合っていました。
後輩も多くなり、指導を受ける側から指導する立場になっています。どう伝えたら、上手く出来るようになるだろうかと考えるようになりました。また自分が聞いてきた先輩からの教えを後輩へ伝えるだけでなく、全体の生産性をあげる新たな工夫も求められています。会社に深く関わっていけることで責任は増しますが、仕事のやりがいになっています。